大阪市天王寺区で
胃カメラ検査をご検討の方へ
当院は、大阪市天王寺区・玉造駅から徒歩2分の内科・
消化器内科・内視鏡内科・肝臓内科です。
消化器内視鏡専門医による胃カメラ検査を実施し、
胃がん・ピロリ菌感染・逆流性食道炎などの
早期発見・予防に力を入れています。
このページでは、
検査の重要性・対象症状・流れ・費用・異常が見つかった際の対応方法まで、わかりやすく解説しています。
- 痛みの少ない安心・丁寧な胃カメラ検査
- 胃カメラ検査の重要性
- 胃カメラ検査を受診すべき症状
- むらた内科・消化器肝臓クリニックの
胃カメラ検査の特徴 - 胃カメラ検査の流れ
- 胃カメラ検査の費用（目安）
- 胃カメラ検査で異常が見つかったら？
- 胃カメラ検査が怖い方へ
胃カメラ検査とは？
胃カメラ検査（上部消化管内視鏡検査）は、食道・胃・十二指腸の内部をカメラで直接確認する検査で、胃がんや食道がんの早期発見に非常に有効です。
異常が見つかればその場で組織を採取して病理検査を行うことができ、ピロリ菌検査やアニサキス除去も可能です。
痛みの少ない安心・丁寧な胃カメラ検査
当院では、鎮静剤を使用し、患者様がほぼ眠った状態で検査を受けていただける体制を整えています。
検査は経口・経鼻どちらにも対応しており、ご希望やご状態に応じて選択が可能です。
「ゲップを我慢するのが辛かった」「お腹が張ってつらかった」など、過去の胃カメラ検査で苦しい思いをされた方も少なくありません。
当院では、そのような経験にも寄り添い、事前にしっかりとお話を伺ったうえで、できる限り負担の少ない方法をご提案しています。
「以前つらかったからもう受けたくない」とお考えの方も、ぜひ一度ご相談ください。
胃カメラ検査の重要性
バリウム検査との違い｜胃カメラ検査のメリットとは？
胃や食道、十二指腸の状態を直接観察できる胃カメラ検査は、他の検査にはない精密さで、病気の早期発見に役立ちます。たとえば、健康診断で多くの方が受けるバリウム検査では、X線画像で異常を判断しますが、微細な粘膜の変化や初期の病変を見つけるのは難しい場合があります。
一方、胃カメラ検査では、内視鏡を用いて粘膜の隅々までしっかり観察可能です。炎症や小さなポリープ、さらには肉眼では気づきにくい早期の胃がんまでも発見できます。また、必要に応じてその場で組織を採取して詳細に調べられるのも大きな特徴です。
こうした「見逃さない安心感」が、胃カメラ検査の最大のメリットです。
特に、胃がんやピロリ菌感染による胃炎、逆流性食道炎など、初期には自覚症状がほとんど現れない疾患の早期発見には、この検査が最適です。
胃カメラ検査を受診すべき症状
- 胃痛や胃もたれが慢性的に続いている
- 食事のあとに胸やけや酸っぱい液が上がってくる感じがある
- なぜか最近食欲がわかない、食べ物がおいしく感じない
- 突然の吐き気や嘔吐に悩まされることがある
- 健康診断のバリウム検査で異常を指摘された
- 胃がんの家族歴があり、不安を感じている
こうした症状は「たまたまかな」と思いがちですが、放置すると大きな病気が隠れていることもあります。
胃カメラ検査でご自身の体調をしっかり確認し、早めの対策を取りましょう。
当院では、痛みや不快感を最小限に抑えた検査を心がけていますので、初めての方でも安心してお受けいただけます。
むらた内科・消化器肝臓
クリニックの
胃カメラ検査の特徴
最新鋭の内視鏡機器と
AI支援で、精度の高い
検査を提供します
当院では、LED光源内視鏡システム「ELUXEO（エルクセオ）8000 SYSTEM」を導入し、
遠くまでクリアでノイズが少ない高画質画像での検査を実現しています。
これにより、消化器の微細な構造まで正確に表示され、通常の観察では見逃しがちな病変を早期に発見することが可能です。
専門医による
苦痛の少ない、
安心の内視鏡検査
当院では、内視鏡専門医である院長が丁寧に操作を行い、軽度の鎮静剤を使用することで、患者様の苦痛や不安を最小限に抑えます。
この方法により、患者様はリラックスした状態で検査を受けることができ、胃や大腸を詳細に観察することが可能です。
また、大病院と異なり、担当医師が一貫して検査を行うため、患者様にとっても安心感を持っていただけることと思います。
徹底した感染予防と機器の清潔管理
当院では、どなたでも安心して検査を受けていただけるよう、感染対策にしっかり取り組んでいます。
内視鏡の洗浄・消毒には、高性能の自動洗浄消毒装置「ENDOSTREAM（エンドストリーム）」を導入しています。
国際基準に沿った洗浄力で、内視鏡の内部まですみずみまできれいに保ち、感染のリスクをできる限り減らしています。
また、処置に使う器具は、できるだけ使い捨て（ディスポーザブル）製品を使用し、再利用が必要なものも毎回きちんと洗浄・消毒を行っています。
清潔で安心できる検査環境を整え、一人ひとりの患者様をお迎えしています。
検査後のリカバリー
スペースのご提供
検査後は、リカバリースペースでお休みいただけます。
プライバシーが確保された空間で、スタッフがしっかりサポートいたしますので、万が一の場合でも安心してお過ごしいただけます。
ゆっくりとお休みいただき、必要な際にはお声がけいただけます。
胃カメラと大腸カメラを
同時に受けることも可能
当院では、胃カメラと大腸カメラを同時に受けていただくことも可能です。
下剤を服用し、胃や腸の中をきれいにした状態で検査室に入っていただきます。
鎮静剤を使用し、まず胃カメラ、続いて大腸カメラをさせていただきます。患者様は気が付くと両方とも終わっているような状態です。
お忙しい中での内視鏡検査を、少しでも時間的・経済的負担を少なく受けていただけるよう考えております。
胃カメラ検査の流れ
1前日〜検査当日の準備
食事について
前日の夕食は、夜8時までに軽めに済ませてください。
脂っこいものや消化の悪い食べ物は控えめにしましょう。
当日の朝
検査当日は朝から絶食となりますが、少量の水（透明な水のみ）は摂取可能です。
ただし、牛乳・ジュース・お茶など色のついた飲み物は避けてください。
お薬の服用について
服用中のお薬がある場合は、あらかじめかかりつけ医に相談するか、当院までお問い合わせください。
服装の注意点
検査は私服のまま行えますが、腹部を締め付ける衣類（腹巻き・ボディスーツ等）は避け、楽な服装でご来院ください。
検査前の処置
ご来院後、胃の中を見やすくするための「消泡剤」を服用していただきます。
経口内視鏡の場合は、喉に麻酔を、経鼻内視鏡の場合は鼻の通りをよくする薬を使用します。
2検査の流れと注意点
検査前の準備
検査室では上着・眼鏡・入れ歯・アクセサリーなどを外していただき、ベルトも緩めます。
左側を下にして横になり、検査を開始します。
経口内視鏡の場合
口にマウスピースを装着し、内視鏡を口から挿入します。
無理に飲み込まず、肩・首・喉の力を抜いてリラックスしましょう。
唾液は飲み込まずに口外へ出し、げっぷは我慢して、ゆっくりと腹式呼吸を行ってください。
経鼻内視鏡の場合
内視鏡は鼻から挿入します。鼻の通りを整えた上で、ゆっくりと口呼吸をしながら検査を受けてください。
緊張すると呼吸が浅くなりやすいので、意識して深く静かな呼吸を心がけましょう。
検査時間
検査自体はおよそ3〜5分ほどで終了します。
検査後の注意点
検査後は麻酔の影響が残るため、院内で30分程度お休みください。
検査当日は以下のことを避けてください。
- 自転車・バイク・車の運転
- 激しい運動
- 長時間の入浴
- 飲酒
また、経口内視鏡の場合は1時間後、経鼻内視鏡の場合は約30分後から飲食が可能です。
組織採取が行われた場合ポリープや異変のある部位から組織を採取した場合は、その日は激しい運動・飲酒を控えていただきます。
3検査結果のご説明
結果のご説明
検査後は診察室で、撮影した画像を確認しながら医師が結果をご説明します。
組織検査がある場合
組織検査（生検）を行った場合、結果が出るまでに10〜14日ほどお時間をいただきます。
※上記は一般的な流れです。検査方法や注意点は医療機関により異なることがありますので、ご不明な点は事前にご確認ください。
胃カメラ検査の費用（目安）
| 3割負担の場合 | 1割負担の場合 | |
| 胃カメラ検査 | 約5,000円 | 約2,000円 |
|---|---|---|
| 胃カメラ検査＋生検 | 約9,000円 |
約3,000円 |
※上表は参考金額であり、実際の診療内容によって変動致します。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
胃カメラ検査で
異常が見つかったら？
胃カメラ検査を受けると、「もし異常が見つかったらどうしよう」と不安になる方も多いかと思います。ですが、検査で早期に異常を発見できれば、治療や経過観察に進むことができるため、安心して日常生活を送ることが可能になります。
ここでは、検査で見つかることの多い代表的な疾患と、その対応についてご紹介します。
ピロリ菌感染
ピロリ菌は胃の粘膜に感染し、慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんのリスクを高める細菌です。
胃カメラで炎症や赤みが認められると、ピロリ菌の検査を行います。
対応
感染が確認された場合は、抗生物質などを使った除菌治療を行います。
治療後は再検査を行い、除菌の成功を確認します。
胃ポリープ
胃の内壁にできる良性の腫瘍で、多くは無症状です。
ただし、大きさや形によっては悪性化する可能性もあるため、慎重な観察が必要です。
対応
ポリープのサイズや形状を確認し、必要に応じて組織検査（生検）を行います。
良性であれば経過観察、悪性が疑われる場合は内視鏡による切除を検討します。
胃がん
初期の胃がんは自覚症状が少ないため、定期的な胃カメラ検査による早期発見が重要です。
疑わしい病変が見つかった場合は、組織検査を行って確定診断を進めます。
対応
内視鏡検査で病変の有無を確認し、必要に応じて組織検査（生検）を行います。
診断から治療までのスピードと連携が重要となるため、専門機関での精密検査と治療計画の立案が推奨されます。
胃潰瘍
胃の粘膜がただれたり傷ついた状態で、胃酸やストレス、ピロリ菌などが原因となります。
出血や強い痛みを伴う場合もあります。
対応
胃酸を抑える薬や、ピロリ菌の除菌など、原因に応じた治療を行います。
逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流し、炎症を起こす病気です。
長期的に放置すると、食道が傷つき、がんのリスクが高まることもあります。
対応
胃酸の分泌を抑える薬や、食生活の改善、生活指導を通じて症状の緩和を図ります。
胃カメラ検査が怖い方へ
「胃カメラは苦しそう」「怖そう」と感じる方は多くいらっしゃいます。
当院では、そうしたお気持ちに寄り添い、決して無理に検査を進めることはありませんので、どうぞご安心ください。
まずは、今のお悩みや気になる症状について、丁寧にお伺いするところからスタートします。
そのうえで、検査でわかることや対象となる疾患、検査の流れや不安を和らげる工夫について、わかりやすくご説明いたします。当院では、苦痛を最小限に抑えるために、鎮静剤を使用した検査や経鼻内視鏡（鼻からの挿入）など、患者さまに合った方法をご提案しています。
まずは、ご相談してください。
不安なこと、気になることがあれば、お電話やネット予約からお気軽にご連絡ください。
検査が必要かどうかを含めて、一緒に考えていきましょう。